ロケの許可...
コレが未だに難題である。
撮影は 通常 ロケ（屋外）の場合 作品内容にあった世界＝場所を制作部が独自のコネクションと判断で選定して、監督 技術陣 プロデューサーと諸条件に合わせて選択 決定していくのですが そもそも 料金を支払っているとはいえ お借りしている場所に 大勢で押し掛け 機材やら何やらでガヤガヤ撮影行為を行うのは 基本的には迷惑をかけてしまう 部分もあります。
そこへ、派手なアクションを演じる。という条件が一つ加わると 意外と条件をクリアできる物件が少ないという事を ことごとく思い知らされる現場が sh15uyaでした。
ドスンバタンはもちろんの事、
「ワイヤーの滑車を建物に引っ掛けたい」
「危ない」
「いや スタントマンが責任持ってやります」
等 説明が色々大変でした。
それが当然の世界でここ何年か過ごしてきた身としては 「なんでだめなのだろう？」が先にきて 驚きが強かった事を覚えております。
それでも 制作の人々が努力を重ねてくれて 結構 色々やらせていただきました
ありがとうございました。
おかげでコレ以後の作品では 許可を取るところから なるべく参加するようになり
現場での仕事は増えたけど 段々 思っているアクションが出来るようになってきたのでした。
とはいえ、渋谷に見立てた 撮影所所内の撮影が多かったな。
とてもやりやすかったけど。
そういえば この作品では ハイライダー（ワイヤー用に借りるクレーンににたもの）は一回も使わなかったな。
全部 建物から支点をとった作品でした。
屋上へ行ったり来たり それを 佐々木と 役で入っているマークと吹き替えの大橋とで
セッテイングしては出演して撮影して 次のセッティングへと
寒いのも重なり 肉体的には一番しんどい現場だったかもしれないなー
今は もう無理かも？？？
ともあれ 謎が謎呼ぶ はまるといっぺんに見たくなる
ユニークな作品に仕上がっていると思います。
見てない人は是非見てみてくださいませね。
次は 仮面ライダー ＴＨＥ ＦＩＲＳＴ を思い出してみよう．．．