« たのしいスタント!その2 | メイン | 裏の仕事 »

たのしいスタント!その3

ハイ!ありました!
「こしげなみへい」のたのしいスタント!その3。

今回は『ワイヤー』!
この何年か前くらいから世界中で大人気のワイヤーアクション!

%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%EF%BC%91.JPG

%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%EF%BC%92.JPG

とは言っても、実はいろんなものがあります。
ご存知スーパーマンやウルトラマンのように空を飛ぶようなワイヤー。

ジャッキーみたいに本当に出来そうで、出来ない事をちょっとワイヤーで助けて
本当にやってるように見せるワイヤー。

本当はいらないんだけど、落ちたら危ないとかバランス崩すと危ないという時に
セーフティ(命綱)的に使ったりするワイヤー。

スパイダーマンやターザンみたいにビヨーン!ブラーン!といくワイヤー。

などなど、日本でも最近はワイヤーが良く使われています。

で、こしげはどれが楽しいかというと・・・動きがあるものが楽しいでーす!(*^∇^*ノ ワーイ!
クルクル宙返りとかビヨーン!とジャンプとか・・・
やはり自分の力を使わずに、実際には飛べない距離や高さを飛ぶのは爽快です♪

そしてこういうことをする時に大活躍する機材がラチェットやディセンダー、ディセラレイターです。

http://www.aac-stunts.co.jp/ の機材説明参照。

どうですか?楽しそうでしょ?やってみたくなりましたか?
そうでもないあなた!

・・・正常です。(-_-;

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://202.133.117.55/cmt/mt-tb.cgi/21

コメント (8)

ピノコ:

ワイヤーは楽しそうですよ〜。メイキングとか見ていると、特別に運動神経がいいわけでも体がやわらかいわけでもない女優さんも、若さで(?)回ってるじゃありませんか!?
ってことは、(若さは足りないけど)もしかして私にも縦回転ができるかも??って思っちゃいます。
実際はアクションのプロじゃない人に、ワイヤーで宙返りさせるのってかなり大変なものでしょうか?

こしげさん@アオムシの連続回転技は、「牙狼スペシャル」のメイキングを見て、「うわーっ、これワイヤーなしかいっ!?」と驚きましたよ。

そうですね~、最近は日本でもアメリカでも(香港は昔から)
女優さんが本人で宙返りしたり、飛んだりしてますよねぇ。

でもこれ、若さだけでやってるわけじゃないです!(;`ー´/ オイッ!
やってる人達はそれなりに運動神経がいいか、感覚がいい人達です。

やらせる立場からいっても、誰でも出来るわけではないので・・・
(出来ない人は何回やってもやっぱり出来ません-_-;)
まず、簡単なことから練習してもらって、ある程度素質的なものを
こちらで見抜いた上であれをやってもらおう、これをやってもらおう
という話になり、本格的に練習してもらいます。

「アオムシ」の連続回転は今回の売りでしたので(笑)
あと個人的にワイヤーはあんまり好きじゃないんです・・・実は。
ワイヤー無しでこんな事、あんな事してるよ!
っていうものの方が見せたいです。

でも、映画的にとか安全面的にとかいろんな意味でも
今はワイヤーも欠かせないと言わざるを得ませんが・・・

ま、うちらの立場からは、
「ワイヤー有りでも無しでもいけますがどっちがいいですか?」
というスタンスが理想的?キビシーッ!!!("/`ロ´/

ピノコ:

>「ワイヤー有りでも無しでもいけますがどっちがいいですか?」

これは、そう簡単に口に出来ないだけに、カッコいいですね。
ワイヤーって吊ってるわけですから、いろいろな方向に回転する場合はかえって邪魔じゃありませんか?こんがらがりそうで…。

お聞きして良ければ…、やられた時に横向きに何度もぐるぐる回転して(高いところからではなく、人間の高さぐらいから)落ちるのシーンがありますが、あれもワイヤーなんですか?
カッコ良く跳ぶシーンより、落ちる方のを見ると「おお、プロの技」って思うようになってしまった私は、すでにふつーの見方ができなくなって来ているのかもしれません。
ヤバイと思いつつ、こしげさんのブログを熟読してしまうのでした。

>ピノコ

確かにいろんな方向に回転するにはワイヤーは邪魔です(-_-;
が、そこを計算してセッティングすることによって、
面白い動きが生まれたりします。

でも、たまにこんがらかってますが何か?

質問されている技ですが、今となってはドコでもやってる
珍しくもない技なので、答えるのはなんてことありませんが
聞きたいですか?

あれは『きりもみ』とか『横回転』、
AACでは昔『キリキリ』とか呼ばれていた技ですが、
ワイヤーを使う場合と自力でいく場合と両パターンともあります。

一概には言えませんが、高さ、距離がある場合はワイヤー。
こじんまりしてるのは自力。
うーむ・・・やっぱりそうとも言い切れませんね(;´ー`ゞ
状況によりけりで自力だったり、ワイヤーだったりです。

でも、あんまり種明かししちゃうとつまんなくなっちゃうかな?

ジョン子:

先日のトークイベントで横山監督が、以前はピアノ線だったとお話してました。
細いからよく切れたと。ブルブル。
タイミングよく高く飛べたらちょっと気分が良さそうです。
何キロくらいまでOKなんでしょう?

確かに昔はピアノ線でした。
昔といっても自分がピアノ線で吊られた事があるくらいですから
そんなに遠い昔じゃありませんよ。

でもピアノ線は恐い!
何が恐いって、ワイヤーに比べて切れやすいっていうのもあるけど
音!音です!音!!

吊られている間、ビィ~~~ンとかビャ~~~ンとか
どっかに引っ掛かったりしたら、
ヒョ、ウォ、ウォ、ウォ、ウォ、ウォ~~ンとかいっちゃって、
今にも切れそうな音がするんです!(((;/゚Д゚/ コワー!

幸いにも自分の時は切れませんでしたが・・・

ワイヤーは全然丈夫ですよ!相撲取りだってへっちゃらです!
ただ、引っ張ってる方は大変ですけど・・・(-_-;

それとワイヤーが丈夫ならいいかというとそれだけではなく、
ハーネス(バクタイ)とワイヤーをつなぐシャックルや
引っ張るロープ、ロープとワイヤーをつなぐカラビナ。
至る所の強度が全て充分でないと・・・落ちます。

ワイヤーも切れる時は切れますけどね(;´ー`ゞ

でも経験と、過去のデータと、物の性質がわかってれば
まず、落ちません!

やってみたいですか?

まりも:

私はワイヤーやってみたい派(笑)

でも、案外スタントの方が『実はワイヤーはあんまり好きじゃない』っておっしゃるのは耳にするような気はします。(動ける人程そうおっしゃる気が…)

確かにワイヤーって、吊られてる方も大変そうですが
引く人もすごく大変そうでまさにチームワークって感じですよね。

『ワイヤー有りでも無しでもどちらでも』っていうのが言えるってのは、素晴らしいですね♪

個人的にはあんまりワイヤーばっかりでも嘘臭すぎちゃうし、ガチバトルは好きだけどそれだけだと地味でイマイチ…と思うので
どっちもバランスよく観られる作品を期待してます☆

>まりも

おー!出た!やってみたい派!

でも一般の方や役者さんは結構痛かったとおっしゃる方が多いので・・・
どうなんでしょう?

まぁ、動きがあるものの方が痛くないのですが、
難しいのはスタントマンがやりますからねぇ・・・

引き手は本当に重要です!
吊られる人と引く人4:6くらいで引く人にかかってくると
自分は思います。
やる物にもよりますが・・・ね♪

おっしゃる通り、作品の中でのバランスが大切です。
でもそこのコントロールって、
監督さんやスタントコーディネーターだったりするんですよねー。
うちらはその人達の要望に120%応えられる様にがんばるのみです!

・・・がんばります!(*`Д´/ オー!

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年05月10日 21:49に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「たのしいスタント!その2」です。

次の投稿は「裏の仕事」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34